こんにちは!義足ユーザーのこぶちゃんです!
日に日に寒さが増してきて、足元も冬支度が必要になってきましたね。
義足ユーザーのみなさんは冬にどんな靴をはいていますか?
普段はスニーカーを履くことが多いですが、真冬だとやっぱりブーツが履きたくなりますよね。
義足になる前に愛用していたブーツが家に何足かあったので、履けるかなと淡い期待を持って試してみましたが、、、残念。つま先の甲から先が入らないものばかりでした。(ロングブーツ2足以外はほぼ全滅)
ということで、つい先日、義足になって初めてブーツを購入しました!
今流行りのチャンキーヒールのショートブーツです。
自前のブーツが入らないものばかりだったので、新しく探すのにも時間がかかるだろうなと想像していましたが、まさに予想通りでした。
靴屋さんで履けそうな靴を試着をしては諦めるを何度も繰り返しました・・・
私と同じように靴選びで悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
意外と靴選びって義足ユーザーにとって鬼門なんですよね。
どんなタイプのブーツなら履くことができるのか知りたい!ブーツを履きたいけど見つからない!という方に向けて、自前の冬用の靴も交えながら、ブーツ選びのポイントをご紹介します。
1. 冬のヘビロテ靴3足
チャンキーヒールショートブーツ
最近購入したショートブーツです。
かなりヘビロテしているブーツなので、革がシワシワになっています(笑)
ロングブーツ
このロングブーツは人工関節時代に履いていたブーツです。
バックジッパーで足首まで前回に開くことができるので、とても履きやすいです。
ロングスノーブーツ
北欧に留学していた時に毎日履いていたスノーブーツです。
日本はそんなに寒くないので着用頻度はグッと下がってしまいましたが、冬のキャンプの時に使う予定です。
2. ブーツを選ぶポイント
ブーツを選ぶときのポイントは、足幅が広いこととバックジッパーであること。この2点です。
①足幅が広いブーツ
足幅が広いものというポイントは、ブーツに限った話ではなくて、義足ユーザーが靴を選ぶときには気にかけていなければいけないポイントです。
私が購入したブーツの幅のサイズは3Eでした。(E<2E<3E<4Eなどのサイズがあって、右に行くほど幅が広くなるそうです)
パッと見履けそうに見えるブーツでも、つま先にかけてキュッと狭くなっていると足部が入りません。
足部のシリコンって結構厚めに作られているから、一見入りそうに見えても実際は入らないことが多いんだよね。だから、私は比較的幅広のブーツに目星をつけて試着したよ。
特に革のブーツだと伸縮性がないので、ちょっと幅が広いかなと思うぐらいのものを選ぶのをおススメします。
②バックジッパー付きのブーツ
バックジッパーの良いところは、靴の着脱がしやすいことです。
ジッパーで開口部を広げてから水平方向に足部を入れるだけなので、ブーツを選ぶならバックジッパーの一択です。
試しにサイドジッパーのブーツも試着してみましたが、足部の甲が途中で引っかかってしまって、どんなに頑張って入れようと思ってもダメでした。ブーツにヒールがあったからかもしれませんが...
思いっきり力を入れたら入るのかなと思って頑張ってみようと思ったんだけど、ブーツの形が崩れると思って諦めた(笑)対応してくれた店員さんも事情を察して結構頑張ってくれたんだけどね。
サイドジッパーのブーツが主流ですが、バックジッパーも探してみると沢山あるので探してみてください!
3. ヒールがあるブーツをはくコツ
私が購入したショートブーツのヒールは5.5cmです。
ヒールがある靴の場合、義足を平行にスッといれるわけにはいかないので、一工夫が必要です。
私の足部は角度調整が可能なものです。(下記の記事参照)
足部の横にボタンがあって足部の角度を変えることができるのですが、ブーツに足を入れる前に足部を限界まで下に下げます。
そうすると、つま先までスッと足入れすることができます。
4. ブーツのサイズに注意!
ヒール付きのブーツを購入する時の注意点がもう一つあります。
それは、義足側のブーツのサイズに合わせて靴を買うことです。(私が購入したブーツに限った話ではないと思います・・・)
普段なら23cmの靴を買いますが、今回私が買ったブーツは24cmです。ストレスなく履くという意味でも、少し大きめのサイズを選びました。
しかし、そのままだと健足側がブカブカになってしまうので、別途インソールを購入しました。
このインソール、とても優秀なんです。ふかふかで長時間歩いても全然足が疲れないのでおススメです!
4. まとめ
いかがだったでしょうか。
ブーツを選ぶポイントをまとめてみました。冬は足元から冷え込むのでしっかり防寒対策をしたいですよね。
ピタッと合うブーツに巡り合うまでに時間はかかるかもしれませんが、きっとお気に入りの一足が見つかるはずです。
足幅の広さとバックジッパー、この二点のポイントを抑えるのを忘れずに!