こんにちは!義足ユーザーのこぶちゃんです!
外で歩き始めてから外出先で義足の調整が必要だと感じる機会が増えました。
家にいれば義足や断端に問題があってもすぐに対処できましたが、外だとそういうわけにはいきません。
「あー!あれを持ってきておけばよかった」と思うことがないように、今回は外出の時に持ち歩いていると便利なものを5つご紹介したいと思います。
断端とライナーに隙間ができて歩きにくい!ライナーに汗が溜まって大変!断端に傷ができてしまった!
そんな時にも対応できるようなグッズも含まれているので、参考にしてみてください。
どれも義足ユーザーにとっては大事なものですが、実用度別にランキングをつけてみました。
実用度No.1 ライナーのピンを引き込むグッズ
私はピン式ライナーを使っているので、ライナーをソケットの中に引き込む道具を常に持ち歩いています。

これはリハビリ中に作って頂いたものですが、500円玉でも代替できます。(最悪忘れても大丈夫!)
外を長時間歩いているとピンが緩んで位置がズレてくるので、定期的にソケットの中にピンを引き込みながら歩いています。
一日の中でも断端の大きさに変化がない人はこれがなくても問題ありませんが、私の断端は一日の中で大きく変化するので、緩くなるたびに引き込まないといけません。
特に午後は断端が細くなりやすいので、数時間に1度ピンを締め直しています。
実用度No.2 厚みの違う断端袋3枚
なんで断端袋が必要になるの?
切断から時間が経っていない人は、断端の大きさが午前と午後で大きく変化します。
私は切断してから5カ月が経とうとしていますが、断端の大きさは体調によって変わります。
リハビリ中は断端が浮腫むことの方が多くて、ソケットに隙間ができるトラブルはほとんどありませんでした。
しかし、外を歩くようになってからは逆にソケットが緩く感じるようになりました。
活動量が増えたからなのか、一日の中で断端が痩せてソケットが合わなくなってしまったのです。

ソケットの中で断端が少し泳いでいるのが分かるようになってきてるからね。このまま歩き続けたら傷ができちゃうかも。
そんな時に役に立つのが断端袋です。断端袋でソケットとライナーの隙間を埋めます。
断端袋の厚みは3種類
断端袋には3種類の厚みがあります。

断端袋に茶色の線が入っているのが分かると思います。この線が増えるごとに断端袋が厚くなります。

1本線が靴下ぐらいの厚みで、2本線だと軍手ぐらいの厚みはあるかな。
断端とソケットの間の隙間に合わせて、ライナーの上から靴下のように1~2枚着用します。
その日の断端の状態を見ながら、適切な厚みの断端袋を選ぶとGOODです。
軽いので持ち運びも楽ですし、何より応急措置が簡単にできるところが断端袋のいいところですね。
今は一番薄手の断端袋を着けていますが、断端の痩せ具合を見ていると今後厚手の断端袋が必要になりそうです。
実用度No.3 汗をふくタオルとウェットティッシュ
夏は義足ユーザーにとって一番過ごしにくい季節です。
義足が通気性が悪く密閉されている作りになっているので、ソケットの中で断端が常に蒸される感じになります。
猛暑の中ブーツをはいているのを想像してみてください。どれだけ暑いか分かると思います。
暑さの他に大変なのが汗と臭いです。
外気温が25度を超える日に外を2~3時間外を歩くとシリコンライナーに汗が溜まりますが、猛暑となれば30分歩いただけで汗がすぐに溜まってしまいます。
真夏にライナーをひっくり返すと、ポタポタ落ちるほどの汗をかきます。
そういうことも想定して外出する時に持っておきたいのが、ハンドタオルとウェットティッシュです。
私はトイレに行くたびにこまめに断端を拭くようにしています。
汗が溜まるとシリコンライナーが滑りやすくなって歩いている時にズレてくるので、こまめにふき取ることが大切です。
汗が溜まった状態のままにしていると臭いも気になるようになるので、香り付きのウェットティッシュを持ち歩くとベターかもしれません。
実用度No.4 ソケットが当たる場所に貼るソフトタイプのパッド
義足歴が長い方とお話をする機会があった時に、「持っておくといいよ」と教えてもらったものがあります。
ソケットが骨と直接当たってしまう場所に貼って、傷ができるのを防ぐソフトタイプのパッドです。

両面テープがついているので、ソケットにそのままペタッと貼ります。100均やダイソーで買うことができます。
私は義足の調整のついでに義肢装具士さんに貼ってもらっていますが、義足に慣れている人だと自分でパッドを切り貼りして傷ができないように対策をしているそうです。

どこに貼ったらいいとかまだよく分かっていないけど、いずれ自分で調整ができるようになるといいな。
実用度No.5 傷ができた時に使う絆創膏と湿布
ソフトパッドの他に持っておくといいと教えてもらったのが絆創膏と湿布です。
ソケットが合わない状態で長時間歩いていると、ソケットと断端が擦れて傷ができることがあります。
保湿ケアやソケットのアライメント調整で傷にならないようにするのがベストですが、時間がなくてできないこともあると思います。
傷は一度できてしまうと厄介です。なぜなら、靴擦れみたいに痛くても義足は履き続けないといけないからです。
そうならないためにも、傷ができた時にすぐに対処することが大切です。
絆創膏や湿布を持っておけば、何かあった時でも安心です。
何も持っていなければ傷が痛すぎて歩き続けるのが難しくなることもあるので、常に持ち歩くようにしましょう。
まとめ
以上、【実用度別にランキング】義足ユーザーが持ち歩いていると便利な物5選でした。
どれも義足ユーザーの必需品ですが、中でも私がよく使っているのが香り付きのウエットティッシュです。(3位ですが笑)
臭いが気になるようになったので、こまめに断端を拭いて清潔な状態にしています。
これから夏本番なので、ウエットティッシュの出番は多くなりそうです。
夏は義足ユーザーにとっては何かと大変な季節ですが、一緒に乗り越えていきましょう!
コメント
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