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【大腿義足】緊急事態宣言発出から3カ月間自宅で自粛していたら断端が激やせしてた

こんにちは!大腿義足ユーザーのこぶちゃんです。

2020年4月に緊急事態宣言が発出されてから解除されるまでのおよそ3カ月間、ほとんど外に出かけずに家にひきこもっていました。

きっとみなさんも一緒ですよね(笑)

とは言え、折角歩けるようになったのにずっと家でダラダラしていては歩けなくなってしまうと思ったので、自分なりにトレーニングをしていたのですが、断端がびっくりするぐらいやせました。

厚手の断端袋を履いてもソケットの間に隙間ができるくらい断端が痩せて、ぷよぷよしていたはずの断端が少し硬くなった気がします。

こぶちゃん
こぶちゃん

1日5000歩を目標に毎日近所を1時間は散歩していたよ。家では某YouTubeのエクササイズ動画を見ながら夜な夜な踊ったり、太ももを鍛える筋トレを続けたよ。

「切断してから1年~2年は断端の変化が大きいからね~」とは言われていましたが、まさかこんなに変わるとは思っていませんでした!夏で汗をかくことも多かったので、変化がめざましかったのかもしれません。

断端袋の重ね履きでも対応できないくらい断端が細くなってきているので、そろそろ本義足用のソケットの製作も視野に、担当の義肢装具士の方とその時期を相談しているところです。

今回は、自粛期間中の生活や断端の変化、ソケットの調整についてお話したいと思います。

1.自粛期間中の生活

筋トレとダンスエクササイズ

自粛が決まってから週に3、4回交互に行っていたのが筋トレとダンスエクササイズです。

私が参考にしたのは、YouTuber Marina Takewakiさんのエクササイズ動画です。

全身痩せから部分痩せまで幅広く対応した動画が3分から10分にまとめられているので、無理なく継続することができます。

特にアラサー女子におススメです。

ダンスエクササイズの動画の中で紹介されている動きの中から、義足を履いた状態でも無理なくできる動作を取り入れました。

その中には筋トレ要素の強い動きもあったので、ダンスエクササイズをする中で、自然とお尻周りや太ももを鍛えることができました。

これを汗が出るまで30分~40分続けます。

こぶちゃん
こぶちゃん

実はたるんだ二の腕を引き締めたいという気持ちから始めた筋トレとダンスエクササイズだったけど、結果的には断端を鍛えることに繋がっていたみたい。

1時間の散歩

自粛期間中は不要不急の外出はしていませんでしたが、適度に外に出て散歩をしました。

5月下旬ぐらいまでは暑さも厳しくなかったので、1時間歩いても額に汗をかく程度でしたが、6月に入ってからは湿度も相まって汗をかく量がグッと増えました。

家に帰ってきてシリコンライナーを脱ぐと、これでもかというぐらい汗が溜まっています。

汗で断端が蒸れた状態が続くと臭いも気になるようになるので、こまめに断端を拭きましょう。

これが私が普段使用している汗ふきシートです。

シトラスレモンの香り付きなので爽やかな香りがします。

夏は蒸れによる臭いが気になるので、爽やかな香り付きの汗拭きシートを選んでいます。

2.断端の変化

汗の量に比例して断端も痩せていきました。

ソケットと断端の間にどんどん隙間が空くので、痩せてきているのは一目瞭然でした。

3月初旬に退院した頃は断端袋を履く必要はなく、むしろ普通に履いていても少し窮屈に感じるほどでした。

この時の断端の周径がだいたい33cmぐらい。

しかし4月中旬を過ぎた頃には、1番薄手の断端袋を履かないとソケットがまわってしまって、内股が赤く擦れるようになりました。

こぶちゃん
こぶちゃん

一度擦れると長くは歩けない。その日一日の気分を左右するくらい、断端とソケットのフィット感が物を言う!

1ヶ月ごとに必要な断端袋の厚みが増して、今では軍手より少し薄いぐらいの厚さの断端袋を2枚重ねて履いています。

現在の断端の周径は31cmです。

32cm用のライナーを履いているので、特に先端部分に隙間があるのが分かります。

こぶちゃん
こぶちゃん

周径28cmのライナーを履いてみたら、少し窮屈ではあったけど、ピッタリとフィットする感覚があったよ。替え時なのかな。

午前と午後でも断端の大きさが変化するので、必ず予備の断端袋を持っていくようにしています。

3.ソケットの調整

ソケットの調整は、月に一度の頻度で行っています。

歩く時間が長くなってから気になるようになった箇所を修正してもらっています。

こぶちゃん
こぶちゃん

調整をしてもらうと、歩きやすさが格段にアップ!定期的に調整してもらいましょう。

ここ最近は、新しいソケットの製作時期を相談するついでに、義足の細かい調整をお願いしています。

まとめ

断端が急激に痩せてきてからは、自分なりに断端袋で微調整をしながら生活しています。

夏になると汗をかく機会が多くなり、断端の変化が大きくなると聞いていましたが、担当の義肢装具士が驚くぐらい、私の断端の変化スピードは速かったようです。

仮義足を製作してから半年も経っていませんが、そろそろ先を見越して本義足のソケット製作の話も進めていけたらと考えている今日この頃です。

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