【外装】カナダ発祥のオシャレでかっこいい外装専門店ALLELESに行ってきた

外装
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こんにちは!

新米義足ユーザーのこぶちゃんです。

突然ですが、みなさんは義足にどんなイメージを持っていますか?

「ターミネーターの足みたい。」

となんとなくでもイメージが湧く方もいれば、

「そもそも義足を見たことがなくて分からない。」

そんな方もいらっしゃると思います。

実は義足の形状や素材は、この20年から30年の間に劇的に変化しています。

昔は木製の義足が主流でしたが、徐々に耐久性のあるカーボン製の義足にシフトしていきました。

その形状や素材に留まらず、デザインも以前よりスタイリッシュになっています。

見た目のメカニック要素が強くなったので、そのまま義足だけを見せてもサイボーグみたいでかっこいいです。

こぶちゃん
こぶちゃん

個人的にはメカニックな見た目が好きだから、そのまま見せて歩くことが多いかな。

オシャレの幅が広がったのは義足の部品に限った話ではありません。

ここ最近、オシャレの選択肢として注目を浴びるようになったのが、義足をカバーする外装です。

世界中に外装を取り扱っている企業はありますが、その中でもカナダの外装カバーブランドTHE ALLELES DESIGN STUDIOは、男女問わず幅広い年齢層の義手や義足ユーザーから高く評価されています。

その美しいデザインとカラーバリエーションが人気の主な理由です。

こぶちゃん
こぶちゃん

パラリンピック選手やモデルがALLELESの外装を着用している姿をInstagramで何度も目にしたことがあるよ。

私が住んでいたカナダのビクトリアという街にALLELESの本店があったので、実際にお店を訪れてみました。

店内の様子や外装の購入方法をレポートしたいと思います。義足でもオシャレしたいという人に必見の内容になっています。

そもそも外装って何?

外装とは、義足の膝下部分を覆うカバーです。

外装の主な役割は義足の劣化を防ぐことですが、そこにオシャレなデザインが加わったことで、ファッション要素が強くなりました。

日本の外装というと、肌に模した肌色のスポンジカバーをイメージする方が多いと思いますが、海外では上の画像のようなカラフルな柄が施された金属製のカバーが主流です。

ここで紹介するALLELESの外装は、ABS樹脂という素材で作られています。

ABS樹脂を使うことで、外装に耐久性や柔軟性を持たせるだけではなくて、軽量化を実現することにも繋がっています。

穴が開いている外装ほど耐久性は低くなりますが、その分軽くなります。

逆に、穴が少ないものは重くはなりますが頑丈です。

個人の用途に合わせて、好きなデザインを選ぶといいでしょう。

【装着方法】                                金属製のフックがついたポリウレタン製の2本の紐を結んで装着するような仕様になっているので、取り外しは簡単です。

THE ALLELES DESIGN STUDIO

カナダ・ビクトリア

ALLELESのコンセプト

外装の世界で草分け的な存在として注目されているのが、カナダの南西部に位置するビクトリアに本店を置くTHE ALLELES DESIGN STUDIOです。

義足ユーザーにもオシャレをもっと楽しんでもらいたいというのがお店のメインコンセプトです。

義足を使っている人の中には、人の意識が足を失ったことだけに向いてしまっていると感じる経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか。

「かわいそう」

「どうして足を失ったの?」

こういったネガティブで無機質な義足のイメージを払拭するために立ち上がったのが、2人のカナダ出身のデザイナーです。

アート&デザインディレクターであるMCCAULEY WANNER氏とRYAN PALIBRODA氏の両名が、シンプルなデザインが多かった外装にデザイン性とカラーバリエーションを施して、現在のALLELESの外装を誕生させました。

「カッコいいね」「その義足カバーどうしたの?」と周りの人の義足を見る目が変わってくることを期待しながら、ALLELESは独自の外装を作り続けているそうです。

本店の場所

THE ALLELES DESIGN STUDIOは、ビクトリアの街の一角にひっそりと佇む小さなスタジオ兼ショップです。

ALLELESの本店が自分が住んでいる街にあるなんて微塵も思っていなかったので、地図でお店の場所を確認した時に思わず自分の目を疑ってしまいました。

偶然、いや必然?

行かないと後悔すると思って、その日のうちにお店に行ってみることにしましたが、なぜかお店が見つからない。

Google先生を疑いたくなるレベルです。

<br>こぶちゃん

こぶちゃん

地図でしっかり確認して行ったのに全然入口が見つからなくて、1時間ぐらい迷ったあげく到着。お店が半地下みたいなところにあるとは思ってなかったし、外装を売っているお店だと一目で分からなかったな。

製品ラインナップ

店内の様子

ショップの中は撮影スタジオと外装の展示スペースに分かれていました。

ALLELESの本店の壁には義足カバーがずらっと並んでいます。アート作品みたいですね。

ALLELESの製品ライナップはこちらでチェックしてみてください。

どれを見ても個性的で美しいデザインです。

寒色系や暖色系の外装から季節をモチーフにした外装カバーまで、幅広くラインナップされています。

外装の色はホームページ上で見るより鮮やかで発色がいいと感じました。無数に穴が開いているデザインが多かったのも印象的です。

すべてデザイナーの手作りだそうですよ。

こぶちゃん
こぶちゃん

気分や用途に合わせて複数のカバーを持っている人が多いと聞いたよ。たくさん欲しくなる理由も分かるな~!

外装の選び方

海外では義足をそのまま見せて、外装でオシャレするというのが一般的です。

派手な外装をつけてファッション性を重視する人もいれば、あえて白や黒の外装を選んで、服に合わせやすいようにしている人もいます。

こぶちゃん
こぶちゃん

洋服と一緒で外装も個性が出そう。白の外装なら汎用性があるかな。

ALLELESで働いていた大腿義足の女性がレインボーをモチーフにしたカラフルな外装をつけていたのですが、とても素敵だなと思ったのをふと思い出しました。

義足で自己表現ができる時代になったというのは、義足ユーザーとしては嬉しい限りです。

外装の価格とオーダー方法

ALLELESでは、既成のデザインと好きな色を組み合わせて外装を作ることができます。

柄にもよりますが、既製品はおよそ$500~$700です。

つまり、日本円で約4~6万円。

フルカスタマイズの場合は、既製品の約3倍の値段、$1500はかかると見積もっておいてください。

こぶちゃん
こぶちゃん

簡単に手を出せる値段ではないから、慎重に決めないとね。

オンラインでのオーダーが可能で、その方法も簡単です。

大腿義足用の外装の場合は、義足のふくらはぎのWidth(横幅)、Length(縦幅)、Gap(カバーの上下に1インチの隙間を開けることを推奨)を測って入力するだけで大丈夫です。

ただし、オーダーごとに一から作っているものなので、発注から発送までに10営業日ほどかかるそうです。(特に北米以外の地域への発送には時間がかかります)

Instagramで最新スタイルをチェックしよう

最新スタイルはALLELESのInstagram公式サイトでチェックしましょう。

義足のモデルさんが外装に合ったファッションで登場しています。

写真を見ると外装を履いた時のイメージがしやすくなると思うので、購入前にはチェックしておくことをおすすめします。

InstagramにALLELESの外装を着用した写真を#ALLELESとタグづけした状態で載せると、ALLELESの公式ページでシェアしてもらえることもあるそうなので、覚えておいてくださいね。

まとめ

カナダにしかないALLELES本店を訪れることができたのはラッキーでした。

お店を訪れたのが切断前だったので、外装の試着はできませんでしたが、実際に外装を手に取ってみることができただけでも訪問の意味がありました。

また、スタッフの方も気さくで、突然来店した私の質問にも快く答えてくれました。

そんなスタッフとお話する中で感じたのは、ALLELESの最大の功績は、義足の人に勇気と自信を与えているということに尽きるということです。

義足ユーザーが待ち望んでいたようなデザインの外装が世に出回ることで、義足をネガティブに捉えていた人たちの気持ちにも変化が生まれています。

「隠す義足」から「魅せる義足」へと義足の根本的な概念を外装によって少しずつ変えているALLELESの影響力は大きいはずです。

義足を履いている当事者だけではなくて、社会全体がもつ義足へのマイナスイメージをプラスに変えていくことができる可能性を秘めているということが、ALLELESの外装の魅力だと思います。

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